効果的な集客の為の 宣伝広告アイデア【2023年版】
距離別のおすすめ宣伝方法
広告はどう作る?
まずは広告作りから考えたいと思います。仮に服屋さんだとします。新作のジーンズを売ろうと思います。さて、誰に向けて宣伝しますか?
男性向けだから、男性向けの宣伝? いや、これは女性が男性へのプレゼントにと考えて、女性向けの宣伝にする!・・・というのもひとつの作戦です。
大事なのは広告を受け取る人の性別・年代だけでなく趣味趣向も含めて、しっかり想定することが大事です。
お客様は3つのエリア
本題の無駄のない宣伝方法を考えてみます。 お客様がいる場所で宣伝方法が変わります。日常ではお店に近づく可能性が低い人、自宅に居る人やお店の最寄り駅で乗り降りしない人。そのような「遠距離の人」にお店に来てほしければ、ネット広告。
お店の最寄り駅で乗り降りする人なら、いわば「中距離の人」。お店までもう一歩の距離ですから、イベントの際に最寄り駅付近でチラシを配れば効果が見込めそうです。
お店の目の前を歩く人は、もはや「短距離の人」。こうなると店頭看板が威力を発揮するでしょう。
【遠距離】インターネット広告
遠距離の人へのアピール方法を無駄なくなる様に考えてみます。これまでの遠距離の人への宣伝は広範囲、不特定多数でコストもかかりがちでした。
しかし、インターネット広告ならお客様になりえる人物像、趣向を持つ特定の人だけに無駄なコストを払うことなく広告を見てもらえます。
ネット広告おすすめ3つをご案内します。
ネット広告1「検索連動型広告」
お店のホームページはお持ちですか?Google、Yahoo!、Bingを中心とした検索エンジンにおいて、ユーザーが検索したキーワードに連動して検索結果の上部に広告(クリックすると、お店のホームページが開く)が掲載される方法です。
広告がクリックされると課金されますので、費用に無駄がありません。 Googleであれば、マップ上に広告も表示することができます。
ただ、お店にとって効果があるキーワードを決めるには試行錯誤が必要で、代わりにキーワードを考えてくれる代理店もあるようです。
Google
検索利用者:若い世代ほどよく利用されている。利用者は世代によって40~55%。
Yahoo!
検索利用者:全世代において利用されている。利用者35%程度。
Bing
検索利用者:20代の利用者は10%未満だが以降徐々に上がり、70代において20%程度
ネット広告2「SNS広告」
近年広がりをみせているSNS。SNS広告はユーザー自身がSNSに登録した基本情報などに基づいて広告を配信します。日本ではLINEとInstagram、Twitter、FacebookといったSNSが特に人気です。SNSといってもそれぞれ使われ方は違い、Instagramは写真で不特定多数への情報発信、Twitterは文字+写真で不特定多数へ、LINEは文字中心で仲間内とのやり取りが中心です。Facebookは両面性を持ち合わせていますが個人情報が多いため、人物像を調べるときによく使われる様です。SNSの利用者層に合う広告をながせば効果が期待できそうです。
LINE
利用者:9,200万人(日本)
年齢層:全年齢層に偏りなく多い。
性別層:男女問わず
使われ方:家族・知人・仕事間の文字によるコミュニケーション
Instagram
利用者:3,300万人(日本)
年齢層:10~30代がほとんど
性別層:女性に人気
使われ方:有名人・他人・知人による、写真中心の情報発信
Twitter
利用者:4,500万人(日本)
年齢層:20代、30代に多い。
性別層:やや男性が多い
使われ方:有名人・他人・知人による、短文中心の情報発信
Facebook
利用者:2,600万人(日本)
年齢層:30代、40代に多い。
性別層:やや男性が多い
使われ方:企業・個人による、写真・短文・長文も可能な情報発信。
いずれも、費用として効果が見られるのは、1ヵ月あたり10万で3カ月継続が目安の様です。
ネット広告3「YouTube動画配信」
今や知らない人はいないYouTube。認知度は全世代において9割を超えているそうです。YouTubeの動画広告といえば、動画を見る前に表示される有料CMですが、これではありません。 無料でYouTubeに投稿してしまうのです。
日々の仕事や扱っている商品の感想などを、2~3分で紹介してください。
定期的に短いスパンで(理想は毎日)投稿する事が大切です。 動画はYouTubeで閲覧されるだけでなく、Googleの検索結果の上位に表示される事もあります。
利用者:6000~8000万人
年齢層:20代の8割が特に多く、世代が上がるにつれて少なくなるが、70代でも5割の人が見ているといわれる。
【中距離】チラシ配り、ポスティング
足を運んでもらえそうな近隣の住宅街や最寄り駅前の人への宣伝は昔ながらのチラシ配りが効果的です。チラシ配りといっても不特定多数に配る新聞折り込みチラシではなく、若者層、高齢層が多いエリア等、細かく配布先を指示できる、配布代行業者(ポスティング業者)がおすすめです。新聞をとっていない家庭にも宣伝する事ができます。
そんなポスティング業者をちょっと紹介します。
ポスティング業者1「株式会社リーセンド」
首都圏を中心としたポスティング業者ですが全国にも対応しています。地域ごとにデータベースを持ち、男女別・年齢別・建物別等の多いエリアへ無駄なく配布してくれます。ポスティング管理もスタッフの給料形態、報告書、GPS等で力を入れています。大きな特徴として依頼者の要望をできるだけ行おうとする姿勢です。
他のポスティング業者で聞き入れてくれない要望も聞いてくれるかもしれません。費用プランは複数あるので一度、要望を添えて相談すると良いでしょう。
配布エリア:日本全国
管理体制:GPS等
費用(A4サイズの場合):配布料は、4つのプランあり。スタンダードプランは 1枚3.5円から※
※上記費用等は参考程度にとどめてください。詳細は各社ホームページをご覧ください。
ポスティング業者2「スカイクルーズ株式会社」
地域密着にこだわり、直接契約のスタッフのみを採用しているポスティング業者です。各配布エリアで生活もしているスタッフだから、地域特性を活かした機動力があります。管理体制も、GPSによる出退勤情報、配布記録の確認、ランダムの現地チェック等が行われています。
スタッフ教育も力をいれており、採用基準・10日間の研修・コンプライアンス教育等徹底しています。地域ごとにデータベースで、男女別・年齢別・建物別等の多いエリアへ無駄なく配布してくれます。その他、街頭配布、オフィスビルへの訪問挨拶を代行、富裕層の多い高層マンションへのメール便サービスがあります。
配布エリア:日本全国
管理体制:GPS等
費用(A4サイズの場合):配布料は、1枚4.5円から※
※上記費用等は参考程度にとどめてください。詳細は各社ホームページをご覧ください。
【短距離】店頭看板、サイネージ
お店の前を歩く人へは看板でアピール。しかし、店頭看板は、ただ置いてあってもなかなか見てもらえないと思います。
注目を浴びるために最も簡単な方法は「大きいこと・動画をながすこと」です。最近は駅や繁華街では広告として大型ディスプレイ(サイネージ)を目にします。
画面サイズとしては、70インチぐらいです。これより大きいサイズを店頭に置けば、お店の前に 大きな壁が立つことにもなり現実的ではありません。
そこでおすすめしたいのは、透過型ディスプレイ、シースルーディスプレイとも呼ばれている、透けるディスプレイです。ショーウィンドウや窓ガラスに置いても視界を遮らないので、外から店内を見せられますし、店内から外が見えるので開放感も保てます。この透過型サイネージは、窓のサイズにあわせてサイズを変更できるので、ガラス面すべてを大きな画面にすることもできます。
今は、まだまだ珍しいこともあり、注目度は高いです。
さらに、ディスプレイ・サイネージの良いところは画面が切り替わるので、自店以外の宣伝もできることです。
つまり、アイデア次第で広告収入が得られる可能性があります!
あるホテル・結婚式場・葬祭場の例では広告収入により初期費用が実質無料になったそうです。
「でも、広告主をどうやって探すの?」というお悩みであれば、以下の様な探してくれる業者さんがいますのでご参考ください。
看板広告エージェンシー
全国に幅広いネットワークを持つ総合広告代理店の新東通信さんが運営。登録媒体数は国内トップクラス。
看板以外にも大型ビジョンや交通広告、サイネージなど幅広く広告媒体の取り扱いあり。
総合広告代理店としての強みを活かし、看板媒体だけでなく効果を最大化させる総合的なコーディネートをしてくれます。
まとめ
遠距離への宣伝はネット広告、中距離はチラシ配り、短距離は透過型ディスプレイがおすすめです。各距離ごとに宣伝を行えば、互いのデメリットが解消され、無駄なく効果的に宣伝できると思います。皆様のご商売繁盛を心よりお祈り申し上げます。